「ストロンボリ式噴火」を観測 阿蘇山の現地調査[2014/11/28 22:47]

 気象庁福岡管区気象台が、阿蘇山中岳第一火口の現地調査で「ストロンボリ式噴火」を観測した。ストロンボリ式噴火は、高温のマグマが地下から上昇することで発生。マグマの一部が火口周辺に飛び散るのが特徴だ。福岡管区気象台によると、中岳第一火口でストロンボリ式噴火が確認されたのは21年ぶりで、今回は小規模ではあるが、今後、しばらく続く可能性があるという。ただ、今のところ、立ち入り規制がされている火口から半径1kmを超えて大きな噴石は飛んでいない。気象庁も入山規制は検討していないという。

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