成田空港では、アメリカン航空の旅客機が低気圧の影響とみられる乱気流に巻き込まれて緊急着陸し、12人が重軽傷を負いました。
17日午前1時ごろ、韓国の仁川(インチョン)からアメリカのダラスに向かっていたアメリカン航空280便が成田空港に緊急着陸しました。国土交通省によりますと、機体は、石川と茨城の間の本州上空を飛行中に、30分から40分間にわたって乱気流に巻き込まれました。乗客乗員合わせて12人がけがをしていて、このうち、2人は頸椎(けいつい)を骨折するなど重傷です。気象庁は当時、発達した低気圧の影響で乱気流が発生しやすくなっているとして、航空機に対して注意を呼び掛けていました。
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