長年使われず、東京都の無駄の象徴ともいわれた旧知事公館の買い手を決める入札が24日に行われました。まもなく結果が発表されます。
渋谷区松濤にある旧知事公館は、2200m2の敷地に地上2階、地下1階建ての建物です。住居スペースのほか、応接室や会議室、日本庭園などがあります。1997年に約12億円で建て替えられましたが、石原元知事時代から入居がなく、空き家になっていました。都では、警備など維持費で年200万円掛かることから、去年、外国の大使館向けに売却しようとしましたが、買い手はありませんでした。このため、今回は最低落札価格を35億1000万円に設定し、企業や個人資産家なども買い手の対象とする一般競争入札で売却することになりました。入札手続きは午前に終了し、この後に結果が発表されます。
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