埼玉県内の路上などで、年末から年始にかけて大量のカラスが死んでいるのが見つかり、埼玉県などが原因を調べています。
先月30日、入間市の住民から「多くのカラスが死んでいる」と連絡を受け、埼玉県などが調べたところ、路上や雑木林など複数の場所から50羽のカラスの死骸が見つかりました。その後、狭山市や所沢市などでもカラスが死んでいるのが相次いで見つかりました。県によりますと、6日までに埼玉県内で見つかった死骸は81羽に上るということです。県はこのうち21羽で鳥インフルエンザの簡易検査を行いましたが、いずれも陰性で、農薬などの毒物も検出されませんでした。死んでいたカラスの多くは胃が空だったことから、県は、餓死した可能性もあるとみて詳しい検査をする予定です。
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