埼玉県内の路上などで、年末から年始にかけて100羽以上のカラスが死んでいるのが見つかり、県などが原因を調べています。
埼玉県によりますと、先月30日から6日までに、入間市や狭山市など4つの市で、路上や雑木林などから合わせて111羽のカラスの死骸が見つかりました。県は、このうち24羽について、鳥インフルエンザの簡易検査を行いましたがいずれも陰性で、農薬などの毒物も検出されませんでした。死んでいたカラスの多くは胃が空の状態だったことから、県は餓死した可能性もあるとみて詳しく調べる予定です。一般的にカラスは、餌(えさ)が少なく寒さが厳しい冬に死ぬことが多いということです。
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