社会

2015年1月19日 11:54

オウム高橋克也被告公判 元幹部が教団教義を説明

2015年1月19日 11:54

広告

 地下鉄サリン事件など4つの事件で殺人の罪などに問われているオウム真理教の元信者・高橋克也被告(56)の2回目の公判が開かれ、元幹部が教団の教義などについて説明しました。

 高橋被告は先週の初公判で、地下鉄サリン事件について「まいたものがサリンとは知らなかった」と無罪を主張するなど、起訴されたすべての事件について争う姿勢を示しました。19日の裁判には、松本サリン事件などで無期懲役が確定している元幹部の中村昇受刑者(48)が出廷しました。当時の出家信者という立場から、教団の教義などについて説明をしています。また、これに先立って、検察側や弁護側から裁判員らに対して、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚を頂点とする省庁制やオウム真理教の教義などの説明が行われました。午後には、元幹部でオウム真理教から分派した「ひかりの輪」の上祐史浩代表(52)が出廷します。

広告