原子力規制委員会は、福井県の高浜原発3号機・4号機が新規制基準に適合しているとして、12日に正式に認定する見込みです。
関西電力の高浜原発3号機・4号機は、安全対策が新しい規制基準に適合しているとして、規制委員会が去年12月に審査書の案をまとめ、一般からの意見を募集していました。1カ月間で寄せられた約3600の意見のうち、主要なものは12日の規制委員会で議論され、正式に決定される見込みです。再稼働に向けた「合格証」が出るのは去年9月の鹿児島県の川内原発1号機・2号機に続いて2例目ですが、地元自治体の了解や避難計画、実際の工事計画認可などハードルは多く、再稼働は早くても夏以降になる見込みです。
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