川崎事件受け 文科省が子どものトラブル全国調査へ[2015/02/27 19:33]

 川崎市の中学生殺害事件を受け、文部科学省が長期に欠席している生徒の実態把握など、緊急の全国調査を実施することになりました。

 下村文科大臣は27日、川崎市の事件を検証して再発防止策を検討する会議を省内に立ち上げました。急きょ開かれた午後の初会合では、子どもが安全な環境にいるかどうか実態把握するため、全国調査を行うことが決まりました。調査は全国の公立の小中高校などを対象に行われます。7日以上欠席していて連絡が取れず、安全を確認できない生徒がいるかどうかや、不良グループなどと関わって被害に遭う恐れのある生徒について報告を求めるものです。文科省は、来月11日にも調査結果を発表する方針です。

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