オウム平田被告の控訴棄却 仮谷さんの長男が会見[2015/03/04 11:51]

 目黒公証役場事務長の逮捕監禁罪などに問われたオウム真理教の元幹部・平田信被告(49)の控訴審で、東京高裁は、1審の懲役9年を支持する判決を言い渡しました。

 平田被告は、目黒公証役場事務長の仮谷清志さん(当時68)の拉致監禁事件など3つの事件で起訴され、オウム裁判では初めての裁判員裁判で、去年3月、懲役9年の判決が言い渡されました。平田被告側は「事件の計画を事前に知らなかった。刑は重すぎる」などとして控訴していました。4日の判決で東京高裁は、平田被告が「事前に仮谷さんの拉致に関与することを認識していた」などと1審判決を支持し、控訴を棄却しました。平田被告は直立不動で判決を聞いていました。
 仮谷清志さんの長男・実さん:「(裁判で)父の様子がどうだったのか、具体的なものとして聞くことができた」

こちらも読まれています