あなたは「女性警察官の活躍」を知っていますか?[2015/03/10 18:01]

 日本で初めて採用された「女性警察官」の歴史などを紹介する展示会が東京都内で開かれました。

 女性警察官は1946年3月、「婦人警察官」として63人が警視庁に採用されたのをきっかけに誕生しました。当時、約1700人が応募し、倍率は25倍を超えたということです。婦人警察官という呼び名が女性警察官に変わったのは16年前のことです。都内の警察博物館で始まった展示会では、女性警察官の誕生の歴史やその後、刑事や交通部門など様々な分野で活躍する様子が紹介されています。会場には、女性警察官の第1期生だった保浦房子さん(90)が訪れ、懐かしそうに展示を眺めながら、「後輩には家庭円満で元気で活躍してほしい」と語りました。警視庁は、5年後の東京オリンピックを見据え、女性職員の割合を現在の8.2%から10%に増やす方針です。

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