この春に就職する大学生の内定率が86%を超え、7年ぶりの高水準になったことが分かりました。また、高校生も92%を超え、22年ぶりの高水準です。
厚生労働省などよりますと、この春に就職を希望する大学生の内定率は、先月1日時点で去年の同じ時期を3.8ポイント上回る86.7%でした。これは4年連続の改善で、7年ぶりの高水準です。内定率はすべての地域で前の年より改善していて、最も高かったのは関東地方の91.5%でした。また、全国の高校生の内定率は92.8%で、こちらは22年ぶりの高水準でした。厚労省の担当者は、「景気の回復傾向と企業側の人手不足が影響している」と分析しています。
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