政府は2030年の温室効果ガス削減目標について、2通りの案で示す方針を固めました。いずれも25%を超える水準となります。
削減目標を巡っては、各国が今年12月のCOP21に向けた草案の提示が始まっていて、日本も早期の取りまとめが求められていました。30日午後に開かれる経済産業省と環境省の合同検討会で、政府は、2005年と比べて25.4%減、2013年と比べて26%減の2通りの削減案を併記した取りまとめ案を示す方針です。多くの国が基準の年としている2005年に加えて、直近の2013年からもどれだけ削減するか示すことで、日本政府の削減への覚悟を示す狙いがあります。
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