違法な長時間労働を強いるいわゆる「ブラック企業」の会社名を公表する制度の運用が始まりました。
18日、塩崎厚生労働大臣はテレビ会議を開き、労働法違反を摘発する全国の労働局に対して、繰り返し長時間労働を強いる企業名を公表する制度の運用を指示しました。公表の対象となるのは、複数の都道府県に営業所があり、多数の従業員の残業時間が月100時間を超えた大企業です。これまでは、厚生労働省の是正勧告に従わずに書類送検された段階で企業名を公表していましたが、これからは是正勧告を3回受けた段階で企業名を公表するということです。
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