神奈川県相模原市は、下水道の使用料金などで約5億円の徴収漏れがあったと発表しました。
小星敏行副市長:「深くおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」
相模原市によりますと、下水道についての徴収漏れは少なくとも10年前からあり、合わせて約5億円に上ります。2月にあった外部の機関による監査で発覚しました。下水道事業について、関係する特定の市民が負担する「受益者負担金」のほか、下水道の使用料金についても徴収漏れがあったということです。原因は、負担者からの届けがなかったことや職員の入力ミスだったということで、5億円のうち3億8000万円余りはすでに時効で回収できないということです。今後、市は戸別訪問をするなどして、徴収できるものはしていきたいとしています。相模原市の加山俊夫市長は、「二度とこのようなことが起きないよう、再発防止と信頼回復に努めたい」とコメントしています。
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