台湾の遊園地で約500人が巻き込まれた火災。色が付いた粉をまくイベントは、日本でもここ数年で広がっています。
去年、千葉県では、マラソンの最中に青や黄色、ピンクなどのカラーパウダーを浴びせる「カラーラン」と呼ばれる大会が開かれ、なんと7300人も参加しました。1つの大会で使用されたパウダーの量は約2.5t、担当者によりますと「原料はすべてトウモロコシのデンプンで、色素も食紅を使用しているため、人体に害はない」ということです。スタートの時には全員が白い服で臨みますが、ゴールではまるきり違った格好に様変わり、パウダーを掛けられると皆盛り上がり、参加者のなかで一体感が出てくると言います。イベントが終わった後の会場は一面パウダーで覆われていますが、大型の掃除機でパウダーを吸い込み、ホウキやチリトリを使って細かなところまで掃除していました。
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