社会

2015年7月3日 11:55

最新気象レーダー公開 ゲリラ豪雨、竜巻の切り札に

2015年7月3日 11:55

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 ゲリラ豪雨や竜巻などをこれまでよりも早く予測できる最新の気象レーダーが公開されました。

 気象庁が公開したフェーズドアレイレーダーは、現在、5分必要な1回の観測を最短10秒で処理できます。横方向の平面的な観測に加えて縦方向にも見られるため、上空に向かって発達する積乱雲の様子を立体的に捉えることが可能になるということです。このレーダーを使うことで、ゲリラ豪雨をより早く予測でき、竜巻についても発生メカニズムがより具体的に分析できるとしています。当面は研究目的で使われる方針ですが、気象庁は、最終的には安全のための住民避難につなげたいとしています。

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