野球、ボウリングは？どうなる「東京五輪」追加種目

　2020年東京オリンピックにどの競技種目を追加するかを決めるヒアリングが7日から始まりました。候補になっているのは、野球・ソフトボールやボウリング、それにスカッシュや空手など8種目で、それぞれの団体が競技会場やコストなどを組織委員会にプレゼンテーションしています。

　（社会部・佐藤慎記者報告）
　大会組織委員会の会場の前です。現在は競技団体の一つ、空手のプレゼンテーションが行われている最中です。最初に行われた野球・ソフトボールのプレゼンテーションでは、国際団体の会長のほか、プロ野球の王貞治氏なども説明役に加わりました。
　王貞治さん：「（野球の）素晴らしさというか、野球をプレーすることもそうだし、見ることもいかに楽しいものであるかを世界に知ってほしいという思いが強くある」
　選考には、競技の人気や若者へのアピールなどが考慮されます。7日中にボウリングやスカッシュなど8競技団体すべてのプレゼンテーションが行われ、組織委員会はこの結果を踏まえ、9月末までに追加種目を選び、IOC（国際オリンピック委員会）に提出します。その後、追加種目は来年8月のIOCの総会で正式に決まります。