社会

2015年8月19日 00:05

“総重量”が一因か 小型機墜落事故で中間報告

2015年8月19日 00:05

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 東京・調布市の住宅街に小型機が墜落し、3人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は、当時の機体の総重量が墜落の一因になった可能性があるとの見方を示しました。

 先月、調布飛行場を飛び立った小型機が近くの住宅街に墜落し、住民の女性1人を含む3人が死亡しました。運輸安全委員会は18日、事故調査の中間報告を発表し、当時の機体の総重量が離陸するための最大重量に近かったため墜落の一因になった可能性があるとしました。また、当時、気温が34度と高かったことについては、「通常であればそれほどパワーダウンしない」としたうえで、「エンジンが性能通り動いていたか調べていく」としました。今後、運輸安全委員会は、エンジンを製造したアメリカの会社に調査の協力を依頼するとともに、現地にエンジンを運び、分解して調べることも検討しています。

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