東京・千代田区の靖国神社のトイレで爆発音がした事件で、回収された時限式発火装置のようなものに最大約17分のタイマーが付いていたことが分かりました。
23日午前10時ごろ、千代田区の靖国神社の男子トイレで爆発音があり、時限式発火装置のようなものが見つかりました。その後の捜査関係者への取材で、この装置に3桁の数字が表示されるタイマーが付いていたことが新たに分かりました。最大で999秒、約17分のタイマーで、犯人が事件直前に仕掛けたとみられます。また、防犯カメラの解析で、黒っぽい服装の不審な男が午前9時半ごろに九段下駅の方から靖国神社に入り、事件直後、現場近くの南門から靖国通りに出る姿が映っていたことも分かりました。警視庁公安部は、この男と事件との関連を慎重に調べています。
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