「種の保存法」 新たに41種類の動植物を規制対象へ[2016/02/09 17:55]

 環境省は、絶滅の恐れのある野生動植物を守るいわゆる「種の保存法」に基づき、新たに41種類を規制の対象に指定する案を取りまとめました。

 種の保存法に基づき、新たに希少野生動植物に指定されるのは、鹿児島県や沖縄県に分布するケナガネズミやオキナワマルバネクワガタなど、哺乳類や昆虫を始めとする41種類です。環境省によりますと、いずれも生息地が開発されるなどして数が減少しているということです。指定を受けた野生動植物の捕獲や取引は原則禁止され、違反した場合は懲役などの罰則の対象になります。環境省は、法律に基づく今回の新たな指定について9日から15日まで国民から広く意見を募集し、今月下旬にも正式に決定したいとしています。

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