全日空の国内線のシステムにトラブルが起き、これまでに45便が欠航、約6500人に影響が出ています。羽田空港から報告です。
(社会部・松井康真記者報告)
羽田空港第2ターミナルビル出発ロビーです。22日午前10時37分ごろに一部復旧し、人の流れができ始めました。しかし、その直前には広いロビーに大勢の人があふれ、入りきれない人は1つ上のフロアのバルコニーにいました。
利用者:「もう完璧に遅刻なので、広島の午後1時のアポがもう無理ですね。しょうがないですね、こればっかりは」
卒業旅行の学生:「いつまで待つのかなという不安はありますね」
全日空などによりますと、午前8時20分ごろ、国内線のチケットの予約や搭乗手続きなどをするためのサーバー4台に不具合が発生しました。その後、一部が復旧しましたが、全日空や同じシステムを使っているソラシドエアなど5社で搭乗手続きに大幅な遅れが生じているということです。午前11時20分現在、国内線で45便が欠航、6500人に影響が出ています。欠航便は今後も増える見込みです。
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