22日朝、全日空国内線のシステム障害で、全国49の空港すべてで搭乗手続きができなくなり、今も欠航や遅れなど影響が続いています。那覇空港から報告です。
(久田友也記者報告)
那覇空港では混雑は緩和されてきました。午前中には宮古島へ向かう1便が欠航し、他社便も満席となったため、予定に間に合うように振り替えができなかったという人もいました。ですが、今は落ち着きを取り戻しつつあります。約2時間半、出発が遅れる便もありましたが、出発予定時間が遅い便では、定時の出発を表示する便も出始めています。ただ、遅延している前の便の手続きに時間が掛かっているため、出発時刻が遅い便の利用者がその後ろに列をつくっているという状況です。全日空の職員によりますと、「他社便への振り替えを希望する利用者などの対応に終日追われていて、影響が出た人数も集約できていない」と話していました。影響は午後9時ごろまで続くとみられています。
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