成田・羽田直結の新路線鉄道整備計画　国土交通省

　国土交通省は、成田空港と羽田空港を直結する新しい路線など、今後15年をめどにした鉄道の整備方針案を公表しました。

　国交省の小委員会は東京近辺の8つの新しい路線について、国際競争力の強化に意義のあるプロジェクトと位置付け、整備に向けた具体的な検討を求める答申案をまとめました。具体的には、東京・墨田区の押上から新東京駅を通って東京・港区の泉岳寺をつなぐ都心直結線は、それぞれ京成押上線と京急本線との直通運転を行うことで成田空港と羽田空港が乗り換えなしで移動できるようになります。ただ、実現に向けては、建設費の負担をどうするかや都市部の地下深くでの工事が必要になるなど課題があり、8日から国交省が答申案について国民の意見を募集します。