メルトダウン「基準知っていた」 東電幹部が証言[2016/04/12 08:02]

 東京電力がメルトダウンの社内基準の存在を今年2月にようやく公表した問題で、東電幹部が福島第一原発の事故前からこの基準を知っていたと明らかにしました。

 東京電力原子力・立地本部、岡村祐一本部長代理:「(Q.当時、メルトダウンの定義を把握していたか?)私は把握していましたけれども、(当時は)直接、状況をコントロールする、物事を判断する立場ではなかった」
 東電は福島第一原発事故の際、発生から3日後には1号機から3号機で最大55%の炉心溶融が起きていたものの、「メルトダウンの判断基準がない」と説明していました。しかし、今年2月になって、炉心の5%が損傷したらメルトダウンと認める「社内マニュアル」があったことを認めました。岡村本部長代理は事故当時、そのマニュアルの存在は知っていたものの、自らは燃料プールの冷却が任務であり、「メルトダウンの判断には関わらなかった」と説明しました。

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