高齢者の孤独死 東京23区で初の3000人越え[2016/07/08 11:50]

 東京23区で孤独死した65歳以上の高齢者の数が去年、初めて3000人を超え、統計を取り始めた13年前の2倍以上に増えたことが分かりました。

 東京都監察医務院によりますと、去年、23区内で誰にもみとられずに自宅で死亡した一人暮らしの65歳以上の人は、前の年よりも約230人多い3116人でした。3000人を超えたのは初めてで、毎年、統計を取り始めた2003年の2.1倍です。男性は1973人、女性は1143人でした。遺体の引き取り手がない場合、東京・葛飾区では区が火葬し、自治体の依頼を受けた寺などが遺骨を一時保管します。しかし、年々、数が増え続けているため、保管期限を3年から2年に短くしました。
 正王寺・伊東快聡住職:「2年経つと合祀(ごうし)するので今、多分この中には50体くらい」
 内閣府は、孤独死が増えている背景として、一人暮らしの高齢者の増加や地域の交流の減少があるとみています。また、内閣府が全国の高齢者にアンケートを取ったところ、4割以上の人が孤独死を身近な問題だと感じているということです。