「銀杯」は毎年9月15日に長寿を祝って100歳の人に総理大臣から送られます。しかし、100歳を迎える人が増えていて経費も膨らんでいることなどから、新たな対策です。昨年度までの銀杯は純銀製で1個約7600円ですが、今年度からは銀メッキ製に変わって約3800円となります。
厚生労働省によりますと、今年度中に100歳を迎える人は今月1日の時点で全国で3万1747人います。また、100歳以上の高齢者の人数は去年より4000人近く増えて6万5692人で過去最多になり、46年連続で増えています。男女別では、女性が5万7000人以上で全体の9割近くを占めています。また、都道府県別では東京都が5607人で最も多く、神奈川県、大阪府が3000人台で続いています。人口10万人あたりの高齢者の人数は島根県が4年連続で最も多く、埼玉県が27年連続で最も少なくなっています。
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