埼玉・新座市の送電施設の火災が原因か 大規模停電[2016/10/12 16:24]

 埼玉県新座市を通る送電設備で火災があり、黒煙が立ち込めていて、消防が消火活動にあたっています。東京23区で最大35万軒が停電し、東京電力などが原因を調べています。

 12日午後3時前、新座市野火止の路上で「地面から煙が出ている」と110番通報がありました。消防が駆け付け、現在、消火活動が行われていますが、周辺に黒煙が立ち込めています。警察によりますと、地下を通る東京電力の高圧線のケーブルがショートした可能性があるということです。
 一方、東京・千代田区の霞が関で警視庁や東京地裁など複数の庁舎で停電が発生しました。東京消防庁によりますと、新座市の火災が原因とみられます。東京の杉並区、練馬区、中野区などで一時、約35万2000戸が停電したということです。東京消防庁などによりますと、現在も都内の複数のビルのエレベーター内での閉じ込めが続いているとの情報もあり、被害の確認が続けられています。

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