「もんじゅ」地元に研究開発拠点を 福井県知事[2016/11/26 00:05]

 福井県の西川一誠知事は、廃炉が検討されている高速増殖炉もんじゅを活用した研究開発や人材育成の拠点を作るよう政府に求めました。

 福井県・西川一誠知事:「どのような研究開発や人材育成、どういうことを行っていくのかが大事で、今後、国の具体的な方策を早急に示す必要があると思う」
 西川知事は、松野文部科学大臣、世耕経済産業大臣との協議で、もんじゅの研究成果を生かした開発拠点を作る計画を具体化するよう要望しました。また、もんじゅの安全確保のため、国が責任を持って運営主体を明確にするべきだと述べました。もんじゅについて政府は、雇用を最大限に維持して廃炉にする方針を固めていて、来月中旬にも結論を出す見通しです。

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