福井県知事「受け入れられない」もんじゅ廃炉に反発[2016/12/19 11:51]

 もんじゅを所管する松野博一文部科学大臣が福井県との協議会で廃炉の方針を初めて明言しましたが、西川一誠知事は猛反発しています。

 松野博一文部科学大臣:「原子炉としての運転再開はせず、今後、廃止措置に移行し、新たな役割を担うよう位置付けることとします」
 松野大臣は地元の福井県との協議会で、もんじゅを廃炉にし、ナトリウムの取り扱いの技術など今後の高速炉開発に向けた研究を進めると述べました。この方針に福井県の西川知事が強く反発しました。
 西川一誠福井県知事:「今回のもんじゅの取り扱いに関する方針は到底、受け入れられないものであります」
 さらに、西川知事は現在、運営している日本原子力研究開発機構が廃炉作業を進めることに懸念を示し、方針の見直しを求めました。

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