作家で元文化庁長官の三浦朱門さん死去 91歳[2017/02/05 11:49]

 作家で文化庁長官などを務めた三浦朱門さんが亡くなりました。91歳でした。

 三浦さんは1926年(大正15年)に生まれ、東京大学文学部を卒業後、作家活動を始めました。「箱庭」「武蔵野インディアン」など戦後の日本社会を描いた作品が多く、妻で作家の曽野綾子さんと共同で執筆した作品もあります。1985年には文化庁長官に就任し、翌86年まで務めました。また、日本芸術院の院長を2004年から10年間務めるなど文化の振興にも力を尽くしました。関係者によりますと、三浦さんは3日午前に東京都内で亡くなったということです。

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