社会

ABEMA NEWS

2017年5月30日 07:04

日本の若年層のうち…ニートの割合10% 170万人

2017年5月30日 07:04

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 日本の若年層のうち仕事も通学も職業訓練もしていない、いわゆる「ニート」の割合が10%を占めることが分かりました。

 OECD(経済協力開発機構)によりますと、2015年の時点で、15歳から29歳までの若年層のうち仕事や通学などをしていないニートは170万人で、10%に上りました。20代の4人に1人が4年間に一度、ニートになっていたということです。OECDによりますと、日本のニートの割合は過去10年間で減少し続けていて、OECD加盟国の平均を下回っています。一方、その半数でニートの期間が複数年にわたることや3分の2が求職活動をしていないのが特徴だということです。OECDは日本の場合、高校の職業訓練などを強化することで、若年層の雇用状況をさらに改善できるとしています。

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