旅客機エンジントラブルで緊急着陸　原因いまだ不明

　5日に羽田空港を離陸した日本航空の旅客機が、エンジントラブルにより緊急着陸しました。原因は当初、可能性が指摘されていたバードストライクではありませんでした。

　午前11時すぎ、羽田発ニューヨーク行きのボーイング777型機、日本航空6便が離陸した際、左のエンジンから出火するトラブルがあり、旅客機は引き返して羽田空港に緊急着陸しました。乗客乗員251人にけがはなく、午後5時ごろの振り替え便でニューヨークに向かったということです。日本航空は当初、出火の原因はバードストライクの可能性もあるとしていましたが、その後の調査の結果、鳥がエンジンにぶつかったり、吸い込まれたりした跡はなかったということです。日本航空は、エンジン内部の故障の可能性があるとみて調査しています。