子どものいじめの認知件数が過去最多となりました。
文部科学省が全国の小学校から高校までを対象に調べたところ、昨年度のいじめの認知件数は32万件余りとなりました。前回よりも約10万件増えて過去最多です。けんかのように見える初期のいじめなども対象に加えたことが主な理由とみられています。都道府県別に見ると、女子中学生がいじめを訴え、自殺した青森県では前回の4.3倍となり、男子小学生が自殺した沖縄県では5.3倍となりました。文科省は「自殺などを受け、学校側の意識や取り組みに変化が出たことも影響している」としています。
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