大阪府 森友文書新たに公開 価格交渉示唆する内容[2018/05/08 05:54]

 森友学園の小学校建設を巡る文書が公開され、学園と国側との間で土地の価格交渉を示唆する内容がまた新たに見つかりました。

 大阪府が公開した161枚の文書のなかには森友学園が開いた理事会の議事録があり、国有地が売却される1週間前、籠池前理事長が「賃借料を支払うより分割で買う方が安く、得策」「長い間、国と土地代引き下げの交渉を行ってきた結果が出て良かった」と発言していたことが分かりました。また、別の日には、賃借料について「国と学園との金額のせめぎ合いをしている最中」という記述もあり、学園と国側が事前に国有地の価格交渉をしていることがうかがえます。価格交渉を巡っては、国会で学園側と近畿財務局が土地の売買価格についてやり取りする音声が公開されていますが、国は否定しています。

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