社会

2018年5月29日 23:20

ヒアリ対策 東京港周辺の18の公園などで確認調査

2018年5月29日 23:20

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 東京都は去年、強毒のヒアリが見つかった東京港周辺にある18の公園などで、来月から目視による確認調査を行うことを決めました。

 調査は東京港の3つの埠頭(ふとう)から約2キロの範囲にあり、人が多く集まる17カ所の公園と中央防波堤埋立処分場で行われます。ヒアリの定着を調べるため、アリがいそうな場所に餌(えさ)をまき、時間をおいて目で確認するということです。ヒアリは去年6月から全国各地で発見が相次ぎ、東京港の大井ふ頭では7月に陸揚げされたコンテナの中から見つかりました。また、青海埠頭では舗装された地面の亀裂でアカカミアリが発見されています。公園などの調査は、10月から11月にかけて再度行われます。都は、ヒアリに似たアリを発見した場合は手で触れずに自治体などに連絡するよう呼び掛けています。

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