新潟女児殺害事件受け 政府が子どもの安全確保[2018/06/04 23:26]

 新潟市で7歳の女の子が殺害された事件を受け、国家公安委員長が全国の警察本部長に子どもの安全確保を推進するよう話しました。

 小此木国家公安委員長:「通学路の安全対策をはじめ、子どもや女性、高齢者等を犯罪から守るための取り組みを強力に推進して頂きたい」
 各都道府県の警察から本部長が集まって開かれた会議では、先月に新潟市で7歳の女の子が殺害された事件を受け、栗生俊一警察庁長官が「不審者情報を分析し、実態に即した犯罪の防止を推進する」よう指示しました。去年までの5年間では12歳までの子どもが連れ去られる事件は毎年、100件ほど発生しています。政府は、被害が最も多い下校途中の路上での対策に重点を置いた防止策を今月中にも取りまとめる方針です。

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