神奈川県小田原市では、台風12号による高波でパトカーや救急車など車15台が水没して道路の通行止めが続いています。
(社会部・中村昌太郎記者報告)
高波にのまれるなどした車は今も放置されたままになっています。当時、波は道路上の車を優に超える高さまで押し寄せたということです。警察によりますと、28日夜、通報を受けたパトカーが国道135号で立ち往生する複数台の車を見つけました。警察官は4人を救助して高台に避難したところ、自分たちが乗っていたパトカーなど合わせて15台の車が水没しました。神奈川県によりますと、この国道135号が最後に台風などで被害があったのは5年前のことです。これほど大規模な高波の被害を受けたことは記憶にないとしていて、被害状況の確認を急いでいます。
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