汚職事件で理事長らが辞職し、一般入試で女子などへの得点操作が明らかになった東京医科大学は9日、新しい理事長として東大の医学部長などを務めた矢崎義雄氏(80)が就任したと発表しました。
東京医科大によりますと、矢崎氏は東京大学医学部を卒業後、東大の医学部長や国際医療福祉大学の総長などを歴任しています。9日の理事会で就任が全会一致で承認されました。矢崎氏は「今回の一連の問題を引き起こした原因を深く究明し、組織風土の改革を確実に進めていかなければならない」などとコメントしています。
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