三笠宮家彬子さま 国士舘大学から名誉博士号を授与[2018/10/18 09:46]

 三笠宮家の彬子さまが国士舘大学から名誉博士号を授与され、研究生活を振り返りながら「栄誉に恥じぬよう、これからも努力を重ねていきたい」と述べられました。

 彬子さまは日本の美術史などをテーマに5つの大学で研究員に就任しているほか、国士舘大学大学院など2つの教育機関で客員教授を務めるなどされています。国士舘大学は日本文化の保存や発信などこれまでの彬子さまの取り組みに対し、その功績をたたえるため名誉博士号を授与し、17日午後に贈呈式が行われました。
 彬子さま:「本当にうれしく、ありがたく思いますし、決して平坦(へいたん)ではありませんでしたが、これまでの道のりを振り返り、歩んできた道が間違っていなかったのだと安堵(あんど)の思いを持てるようにもなりました。これまで私を支えて下さった多くの皆様に感謝しつつ、頂いた栄誉に恥じぬよう、これからも努力を重ねていきたいと思っております」
 彬子さまはこれまでの研究生活で、亡くなった父・寛仁さまから「お前のやっていることはよく分からん」と言われて落ち込んだことや歴史学者だった祖父・三笠宮さまが「にこにこしながら『ご活躍ね』と声を掛けて下さった」と振り返られました。彬子さまはオックスフォード大学で博士号を取得していて、名誉博士号を授与されるのは今回が初めてです。

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