環境省は約3万キロワット以上の出力を持つ太陽光発電所について、環境アセスメントの対象とする方針を明らかにしました。
大規模な太陽光発電所は建設するにあたり、森林が破壊されて土砂災害につながったり景観が損なわれたりするため、住民の反対運動が各地で起きています。1日の専門家会議で、環境省は100ヘクタールの面積に相当する出力を持つ太陽光発電所について環境アセスメントの対象とする案を示しました。出力は、3万から4万キロワット以上が要件となる見込みです。しかし、専門家からは「面積と出力に相関関係がない場合もあり、土砂崩れなど環境への影響から考えると面積を要件にすべき」とする意見も上がりました。検討会は今年度中に結論をまとめる方針です。
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