福島第一原発で自動車整備士として働き、過労死と認定された男性の妻が会見を行い、二度と過労死を起こさないでほしいと訴えました。
猪狩さんの妻:「(夫の墓前に)ちゃんと頑張って働いていたことを認めてくれたよと、お疲れ様でしたというふうに伝えました」
福島県いわき市の猪狩忠昭さん(当時57)は去年10月、自動車整備士として働いていた福島第一原発の構内で倒れて死亡しました。猪狩さんが死亡する直前の1カ月の時間外労働は122時間に達していて、いわき労働基準監督署は先月、猪狩さんの死を過労が原因の労災として認定しました。猪狩さんの妻は「福島第一原発で働く人がこのように扱われることを改善してもらいたい」と訴えました。
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