乳児の栄養管理など ガイドライン見直しへ議論[2018/11/10 09:34]

 厚生労働省は授乳などに関するガイドラインの見直しに向けて、医師などの専門家による議論を始めました。

 厚労省は育児を支援するために、授乳や離乳食の開始時期に関するガイドラインを定めています。前回の策定から10年が経つのを前に、新たな研究結果などをもとにガイドラインの見直しを始めました。研究班の報告によりますと、離乳食を生後4カ月より早く始めると幼少期の肥満のリスクが高まる可能性があるということです。また、災害が発生した際に混乱した状況のなかで乳児の栄養管理ができるように専門家を設置するよう、ガイドラインに書き加えることも検討されています。今後、専門家からのヒアリングなども行われる予定です。

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