いわゆる海抜ゼロメートル地域が広がる東京・江東区で11日、大雨や高潮の被害を想定した訓練が行われました。
訓練は荒川と隅田川に挟まれた、通称「江東デルタ地帯」で地域の3つの警察署や警視庁機動隊の水難救助部隊、そして、地元の町会などが参加して行われました。警視庁と町会の協定で使用できるようになったゴムボートを使ったり救命用のロープを発射したりして、川岸に取り残された人や溺れた人を救助しました。カヌー愛好家は救助が必要な人がいないか捜索にあたりました。また、警視庁による簡易担架の作り方やほどけにくいロープの結び方などの講習も行われました。
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