日大前監督ら立件見送りへ タックル指示ないと認定[2018/11/13 11:47]

 日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、警視庁は内田前監督らによる反則の指示はなかったと認定し、立件を見送る方針であることが分かりました。

 今年5月、東京・調布市で行われたアメリカンフットボールの試合で、日大の選手が関西学院大学の選手に後ろからタックルしてけがをさせました。警視庁は200人以上の関係者から事情を聴き、当時の状況を検証した結果、反則行為を指示した言動は確認できず、タックルの指示はなかったと認定しました。警視庁は、内田前監督と井上前コーチについて、起訴を求めない意見書をつけて傷害の疑いで近く書類送検することにしています。これを受けて、東京地検立川支部が最終的に判断するとみられます。

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