全日空が受け入れたミャンマー人技能実習生の修了式[2018/11/26 23:35]

 飛行機の誘導など、空港業務の人材育成のために全日空が受け入れていたミャンマー人の技能実習生の修了式が行われました。

 全日空は、日本の航空会社で唯一ミャンマーとの間に定期便があります。このつながりから機体を誘導したり貨物を扱うグランドハンドリングの人材育成を行うため、3年前からミャンマー人の技能実習生を受け入れてきました。26日、3年間の実習を終えた1期生15人の修了式が行われました。
 ソウ・モウ・アウンさん(33):「一番、大変だったのは日本語だったと思います。ミャンマーに戻ったら国と会社の発展のために修得した技能を生かしたい」
 アウンさんら1期生は成田空港近くの寮で生活し、全日空のグループ会社の社員と同じ程度の給料をもらいながら研修を受けました。帰国後は航空業界で活躍することが期待されています。25日に到着した3期生11人はこれから研修が始まります。全日空は、要請があれば就航しているミャンマー以外の国からも受け入れたいとしています。

こちらも読まれています