社会

2018年11月28日 15:39

梅毒の患者数、48年ぶり6000人超 放置で合併症も…

2018年11月28日 15:39

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 性感染症の「梅毒」の今年の患者数が1970年以来、48年ぶりに6000人を超えました。

 梅毒は性行為などによってうつる感染症で、発疹などの症状がみられ、治療しないまま放置すると数年後に心臓や脳などに合併症を引き起こして死に至るケースもあります。国立感染症研究所などによりますと、18日までに報告された梅毒の患者数は6096人で、1970年以来、48年ぶりに年間6000人を超えました。東京や大阪などの首都圏を中心に患者数が増えていて、男性は20代から50代、女性は20代から30代の患者が多いということです。厚生労働省は、来年1月から梅毒の患者が発生した際に医療機関が保健所に届け出る項目のなかに性風俗の利用歴などを追加し、感染原因を分析したいとしています。

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