旧優生保護法の問題 原告ら“被害者の会”設立[2018/12/05 05:55]

 旧優生保護法のもとで障害者らに不妊手術が強制されていた問題で、国に損害賠償を求めて全国で訴えを起こした原告らが被害者の会を設立しました。

 東京都に住む男性(75):「言い出せないで一人で苦しんでいる人たちもいるのではないかと思い、『優生手術被害者・家族の会』をきょう設立することにしました」
 この会は法律や制度に当事者の声を反映させることが目的で、被害者や家族の相談窓口としても活動したいということです。東京都の75歳の男性と宮城県の70代の女性が共同代表を務めます。原告や弁護団は現在、国会議員が作成を進めている救済法案について、違憲性を認めることや国による謝罪を盛り込むよう求めています。

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