原子力規制委員会の更田豊志委員長は、北海道電力泊原発の緊急時に使用する非常用ディーゼル発電機について詳しく調査する考えを示しました。
原子力規制委員会・更田豊志委員長:「北海道電力泊発電所の非常用ディーゼル発電機にかかるトラブルが多すぎる。一回、痛い目に遭っている号機で凡ミスが起きるというのは何かおかしくないか」
この問題は先月9日、停止中の泊原発3号機で2系統ある非常用ディーゼル発電機1台が試運転の際に起動しなかったものです。北海道電力によりますと、制御盤内の端子1本が接続不良だったことが原因ということです。泊原発では2007年に1号機で、2009年には3号機で非常用ディーゼル発電機のトラブルがあったことから、規制委は重大な事故につながりかねないとして調査する方針です。
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