文部科学省は、過労死した教師の遺族らが「働き方改革」の必要性を訴える動画を「ユーチューブ」で公開を始めました。
神奈川過労死等を考える家族の会代表・工藤祥子さん:「教師の過労死等は本人や家族だけでなく、教え子である子どもたちにも大変大きな心の傷を与えてしまいます」
工藤さんは中学校教員だった夫を過労で亡くしました。動画ではさらに「保護者、地域の皆様にも自分の問題と捉えてもらい、学校の働き方改革を進めていくことが大切」などと語っています。このほか、教育委員会の担当者や弁護士らも出演して学校での働き方改革の必要性を訴えています。小学校の先生の3割、中学校の先生の6割が「過労死ライン」とされる月80時間以上の時間外労働をしている現状なども紹介されています。
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