東京オリンピック・パラリンピックを控え、選手団の練習の候補地になっている体育館にテロリストが侵入し、刃物を振り回して爆発物を設置したという想定の訓練が行われました。
訓練は26日、東京オリンピック・パラリンピックで選手団の練習の候補地になっている東京・北区西ケ原の体育館に刃物を持ったテロリストが侵入し、爆発物を設置したという想定で行われました。警察官が刃物を振り回す犯人を制圧したほか、ベンチの下に隠された不審物を爆発物処理班が特殊な装置を使って撤去するまでの手順を確認しました。滝野川警察署の佐藤雅一署長は、「年明けには火炎放射器を持った男が原宿の竹下通りに車で突っ込む事案もあったことから、これまで以上にテロへの危機意識を持ってほしい」と話しました。
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